はじめに

こんにちは!はまるです😸

私は、実は、骨肉腫サバイバーとよばれる人間です。

中学2年生の頃、右膝の骨肉腫が発覚して、1年間ほど抗がん剤治療と人工関節置換の手術で、病院に入院していたことがあります。

最近になってふと、その時のことを記録として残すのもありなのかなと思い立って書いてみることにしました。

今年ちょうどあの頃から10年経ったから!!

いまはとても元気です。自由だし、行こうと思えばどこにでも行けるし、好きなことして遊べてとっても幸せです。

 

 

正直、このことを書くべきか書かないべきか、悩みました。

普段人に話したりしないから、どう思われてしまうんだろうとちょっと怖く…ドキドキ…。

ただ、でも、全く隠すべきことでもないし、この経験があっての今の私!だからそれを知ってもらうにはやっぱりこうして文章にかくのがいいのかなと思いました。

だって自己開示ってむずかしいじゃあないですか、あまり明るい話でもないし、聞く方も困るよね!?困りますよね!?そんな、だめな逃げ方をして隠しちゃっててごめんなさい。

んや、隠してたわけではないけど…やっぱり隠し事みたいなのあると人との仲良くできない!だからもし、読んでくれて、引かずにいてくれたら…今後とも仲良くしてくれたら嬉しいです。

何度もいいますが、今は全然超元気です。

 

そんな自己開示のためという理由の他に、また、同じ病気と闘ってる人、闘ったことのある人、そのご家族やお友達…そういう方達にも届けばいいのかなーと思っています!

私自身、同じ境遇のひとの言葉で勇気が湧きました。

 

ちまちまと記憶を呼び起こし、書いていきます。

まず、骨肉腫という病気が何なのかですが、骨にできる癌です。希少がんともよばれており、少々珍しいらしいです(年間200〜300人?)以下引用

ドラマや漫画でも取り上げられることも多いために、その名前はとてもよく知られている病気ですが、本邦での年間発生は200人から300人に過ぎません。10代から20代の若年者の膝の周りや肩の周囲に発生することが多くなりますが、高齢者にも一定の割合で発症します。主な症状は痛みですが、レントゲン検査で骨に変化があらわれるまで症状が出ないことも珍しくありません。治療方法は抗がん剤治療と手術(外科治療)からなり、放射線治療はあまり効果がないと考えられています。これまでの数多くの臨床研究によって、ほぼ世界的に標準的な治療法(術前化学療法→手術→術後化学療法)が確立されています。初診時に転移のない、四肢に発生した症例では、現在の5年生存率は70%程度です。また当院での手術における患肢温存率(切断をしないで足を残すこと)も約90%に達しています。欧米では治療における集約化も進んでおり、治療経験の豊富な施設で治療することが勧められます。

 

私の場合は右膝!幸い他の箇所への転移はなく、でも結構ギリギリの状態だったそうです。(若干骨から溢れてはいたとのこと)

おそろしい…

骨がボロボロで、もし入院前にでも骨折してたら人工膝関節じゃなくて切断になっていました。

調べてみたらわかるかなと思うけど、イメージ図はかなりサイボーグ。

 

この病気、ね、治った今でも、私1日とも忘れたことはないです。ズバァっと巨大な傷跡があるからです。

人工関節おそらく20cmほどあって、その分自分の骨は切られ、まわりの筋肉もとられました。

激しい運動はNG、重いものは持っちゃダメ、足は90°以上曲がりません。

幸い、元々運動は苦手だったからよかったものの… それでもなお一生出来ないっていうのは悲しいね。

見た目は傷があるだけで普通だから、剥き出しにしない限り、そんな障害を抱えているのとはそうそう気付かれないです。

 

まあ、なんでこんな目にー!なぜ私なんだー!て何度も思いました、普通の明るい青春を奪われて、悔しいし悲しいし痛いし辛いし…と…。

でもその分知らなかった世界、友達にも出会えたし、それ以前はどうしようもない人間だったから……無駄じゃあなかった!

今では財産かな、と思っています。

 

今後は時系列っぽい記録を書いていく予定です。

ふーーーんって、軽く、読んでくれたら幸いです。

読んでくれてありがとう。